下記の正式ページから、ファイルをダウンロードできないことがあるため、一時的にこちらに転載をしています。
高尾メソッドの公式使用に関する届け出の登録を始めます
届け出開始の背景
業務遂行レベルにもとづく新しいメンタルヘルス対応(通称:高尾メソッド)は、2005年ごろからの岡山大学産業医グループによる現場での運用経験をもとに、2010-2011年の厚労科研で、おおよその原型を構成するに至りました。
公的研究費を用いた研究成果として、厚労科研データベース(https://mhlw-grants.niph.go.jp)から、無償で自由に利用いただける形式を取ってきましたが、メソッドの本来の目的から逸脱している懸念のある誤った使用であったり、メソッド全体のごく一部だけを切り取った形での使用であったり、オリジナル開発者として看過すべきでない事象についても、少数であれ認知するに至っております。
こうした背景のもと、2025年度より、メソッドの利用に関して、「届け出制」を採用することにしました。
そもそもメソッドと表現した場合に、どこからどこまでがメソッドなのかの境界の定義も容易ではありませんので、今回の目的は「認定」のような形ではなく、あくまでも使用している企業・団体等による使用状況の届け出とその把握が目的となります。
もちろん、もとより公的研究費による研究成果として広く活用いただいているものですので、さらに適正な利用の促進のために、届け出企業・団体間での情報共有(たとえば、他企業・団体の使用状況を登録した企業・団体に限定したうえで相互に閲覧可能とするなど)や、あるいは岡山大学からの最新・更新情報の定期的な発信などに利用していく考えです。
届け出方法について
本HPから届け出様式をダウンロードのうえ、指定されたメールアドレス(申請書ワードファイル内に記載があります)まで添付でお送りください。
なお本登録制度の運用については、メソッドの公式支援実施機関である株式会社Office d’Azurに委託しています。
産業医・社会保険労務士等の先生方へ
企業等に対して、運用の支援をしている先生方におかれましては、運用をしている支援先の各企業・団体等のリストを添付する形で届け出いただくことも可能です。なおこちらで申請いただいた場合、最新情報・更新情報の案内については、先生方から共有いただきますようお願いいたします。
(各企業・団体から直接上記の申請書で申請いただく、あるいは支援先企業や団体から許可を得た上で、代理提出いただく形でも構いません)。