復職名人には、メンタルヘルス不調者対応のために、手順と様式を準備しています。
従来の対応では、メンタルヘルス不調は人それぞれ状況が異なるため、対応を標準化することが難しかったかもしれません。しかし、復職名人を用いれば、業務的健康管理に基づく整理により、対応をある程度標準化することができます。
手順と様式による対応のメリット
このように手順と様式を整備することには、いくつかのメリットがあります。
原則論と実務運用は別物
メンタル対応をする際に、その場で、その都度、原則から考えていては大変です。
どうしても後手後手の対応となりやすいですし、担当者ごとの認識の差によって、対応にブレが発生する可能性もあります。
その点、自動的に結論が出る、手順と様式による運用は、タイムラグを防ぐことができ、対応の一貫性も保てます。
本人との程よい距離感
本人に寄り添いすぎず、放置しすぎず、程よい距離感を保つことができるため、お互いに冷静な対応が可能です。
寄り添いすぎる対応をすると、どうしても情が入ってしまい、公平な対応が難しくなります。
距離感の鍵となるのが、本人からの定期的な療養報告と受領書の返送です。
メンタル対応を通常の業務レベルまでシンプルにできる
様式により自動的に結論を出すことができ、対応を担当者や各拠点に任せられるので、従来は課長レベルのマターだったメンタル対応を、より下位の業務にすることができます。場合によっては、弊社のように外部に委託することも可能でしょう。