第2回|大原則と三原則

復職名人が読む三手先
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第2回|大原則と三原則
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今回は、メンタルヘルス不調者対応の大原則と三原則について、議論をしました。

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■大原則|職場は働く場所である

  • 当然のような内容だけど、いまだに「ハッと気づかされました」という感想が寄せられることが多い(ゾノ先生も森も、最初はそう感じた)
  • 職場にはただ働くこと以外にも、コミュニティとしての側面や、生活の支援の側面などがあり、メンタルが絡むと働くことがないがしろになっている?
  • 「配慮」という言葉の多義性

■通常勤務は、①業務面、②労務面、③健康面の三側面をすべて満たしている状態

  • 全てを満たしているとは言えない状態なのに、働けているという人が多い
  • 身体を壊してまで働くことの美学?

■第一原則|通常勤務に支障があるかどうかで判断する

  • 単に「はたらけている」ではなく、労働契約の債務の本旨に沿った労務提供、完全な労務提供が前提

■第二原則|通常勤務に支障があるのであれば、最終的には休ませるしかないという結論を、関係者全員の共通認識とする

  • 本来、私傷病を理由に働くことができない状態は・・・
  • 法的には解雇自由、現実的には解雇不自由の日本の労働慣行

■第三原則|配慮付き通常勤務は、慎重に限定的に行う

  • 復帰時の配慮は比較的わかりやすい

■そのほかの議論

  • 通常勤務に支障があるっていうのは、理解しにくい
  • 職場は働く場所であるという視点は、中小企業の社長も見落としているのでは
  • 大原則・三原則の発祥
  • 三原則をもっと使っても良いのかも

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