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今回から3回にわたって、3人のそれぞれのキャリアとフィロソフィーを深掘りします。第二回目は前園です。
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■話した内容
1. 雑談
- 高尾|ホシザキの冷蔵ショーケースを処分しました
- 前園|腹筋を毎日続けています
- 森|自転車を買いました
2. ゾノの学歴
- 前園綜合法律事務所 https://www.msogo-law.com/
- そもそも私の自己開示なんか取り上げてもいいのか。。。
- 1986(S61)年生まれ。関西歴30年、以後福岡。
- 大阪府の柏原市出身(カシハラでもカイバラでもない)。
- 地元の公立小学校・公立中学校出身
- 八尾高校(公立)卒業。組み立て体操で、5段?タワーの一番下を経験。
- 大阪市立大学法学部
- 法律相談所(法学部直属、所属学生数計100人ぐらい?)の代表幹事をした
- 大学2回生あたりから法科大学院進学の意思を固めたと思う
- 京都大学法科大学院
- 庶民出身なので、かつてはお金持ちには反骨心を持っていた。しかし、ノブレス・オブリージュという考え方を知った。
- 庶民がお金持ちの考え方を知らないように、労働者からは経営者の景色は見えない。このギャップから生まれる問題を解消するのも弁護士の仕事。
- 人権派の法律事務所でインターン
- 司法試験(4日間)
- 択一が憲・行政・民・商・民訴・刑・刑訴の7科目
- 論文が上記+選択科目の8科目
- 司法修習@福岡
- 2回試験(卒業試験)。5科目論文のみ、1科目10時〜5時半ぐらい。5日間。
3. ゾノの経歴
- 北浜法律事務所・外国法共同事業(大阪オフィス)入所。労働法チームに所属して、パートナーから労務案件を振られる。
- 河野・野田部法律事務所(福岡)入所
- 高尾先生と出会う(焼き鳥屋?with橋本先生)
- 高尾メソッドに衝撃を受ける。
- 労働者は「相手方」であり、「争ってくる」という前提で考える弁護士の指導は本当に現場で使えるのか。「予防法務」といえるのか。
- 「そうか、本当に現場で使えるアドバイスとはこういうものか」という衝撃。これこそ予防法務だと。
- 不思議と「そんなことして大丈夫!?(裁判に負けないの?)」という衝撃ではない
- 前園綜合法律事務所開設
4. ゾノのフィロソフィー
- 大企業の役員など(格差の上の人)と、破産する夫婦や養育費がもらえないシングルマザー(格差の下の人)まで幅広い階層の人と会ってきた。
- 実力も運のうち(マイケル・サンデル)というが、やる気すらも運のうちと思う。
- 世の中は自分の意思で行動・実践できる人(強い人)ばかりではなく、みんな流されて生きてる。だから在り方を教える、導く、促すことも重要と考える。その意味で高尾メソッドの姿勢は(偉そうにいえば)我が意を得たりというところ。
- 人間は1人だと弱い。労働者も1人では本当に弱い。性善説・性悪説というよりも性「弱」説。
- 診断書出して異動拒否する人の人格を否定するつもりにはなれない。しかし正攻法でない方法を「良いとは言いたくない」。これも高尾メソッドに同調するところ。
- 弁護士のプロフェッショナリズムとはなにか。「では法律の話をしましょう。あんたがやってることは憲法違反だ!」by國廣正弁護士
- 弁護士は主観的利益ではなく客観的利益を追求する存在。自分なりに考える社会正義の実現を求める必要がある。ゆえにこれも偉そうだが、高尾メソッドが辞めさせるための方法であったとすれば(あるいは高尾先生がそういう人であれば)絶対にここにはいない。