第66回|メソッドのボキャブラリー

復職名人が読む三手先
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第66回|メソッドのボキャブラリー
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今回は「メソッドのボキャブラリーはどこから生まれたの?」というゾノ先生からの疑問に答えました。

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■雑談

  • 高尾:フェリー旅をしてきました
  • 前園:福岡県スクールカウンセラー協会
  • 森:節分の日付と旧暦の関係

■高尾メソッドのボキャブラリーはどこから来たの?

  • 学生会活動や新聞部での活動、小説家志望、初期産業医の面談業務の経験、裁判の判決文からの習得
  • 第39回|高尾の来歴とフィロソフィー
  • 初期は面談における「切り返しトーク」を教えてほしい、という希望が多かったが、それは現実的ではなかった。それが難しいから面接シナリオをお勧めしている
  • Works 95 人事プロフェッショナルの本質(PDF) 19ページ
  • 人事担当者の中から、労務管理の基礎能力が欠如して久しい。それでは切り返しトークも身につかない。
  • 無駄を省きすぎると余裕がなくなる。ボキャブラリー、広い意味での教養は、無駄が重要なのでは。

■質問1|在宅勤務で人事はできるのか

コロナにより、会社の方針で製造部門と一部の総務を除き、在宅勤務の方針となりました。2020年2月から人事がメンタルだけでなく、他の疾患でもこのまま就業させていいのかと思われる社員について情報あげるも、オンラインやメールではなかなか重篤感が伝わらないのか、なかなか関わってもらえません。産業医は診療のような対応で、保健師や現場の上司が振り回されてしまいます。メソッド導入を検討したいのですが、人事の仕事も増えるし、上司である人事部長に保健師から提案する事は難しいような気がするのですが、いかがでしょうか。また、社員や家族の説明他、人事が在宅ワークだとメソッドがうまくいくのか、イメージがわきません。私も採用面接がオンラインで、一度も人事部長に会ったことはありません。勤怠不良の社員の対応を何度もお願いすると、そんな事ばかりやってる時間はないんだ、と怒られてしまいます。今や人事も在宅勤務の時代なんでしょうか?

  • 人事にも在宅勤務が適している業務もあるかもしれないが、トラブル対応など労務管理が必要な業務は難しいだろう
  • オンラインでは伝わらない情報がある(重篤感が伝わらない、という認識の通り)
  • 人事が労務管理の相談窓口として、いつでもオープンに気軽に相談できることが重要
  • メソッドの運用は在宅勤務でもできるだろうが、メソッドの導入は人事が在宅勤務状態では難しいだろう

■質問2|有給休暇の事後救済について

医療保健職です。年休事後変更は、最近は一周回って、ありと考えるようになりました。当社は2週間の年休は自由に習得可能で消化率も高いです。(育児に関わる休む制度は別途あり)コロナ禍で、更に体調不良で休みやすくなり、病気理由なら欠勤も注意指導する方が減り疾病利得を持つ方増えました。(ハラスメントになると注意しない人が増え人事的な柔軟な規律が消える)年休は平等だから、メンバーシップ型のなかで仕事のカバーを頑張る人にとっては、制度を超えた部分は年休使ってもらったほうが、あの人は年休がなくなってるからと同情できます。時間の制約がある方は誰にでもできる仕事はできなくて当然なため、支える側の気持ちとしては、年休も病欠もと多く休まれるのはしんどいです。

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