理論・解説

復帰支援期の対応

復帰後に一定期間の配慮を実施する期間です。基本的にはあらかじめ定めておいた配慮のみを限定的に実施し、なおかつ配慮は自動解除で行います。

ここまで手順通り対応していれば、従来型対応とは異なり、ほとんど苦労することなく復帰支援期を終えることができるはずです。

問題があったとしても、復帰後ストップ要件に該当する場合や、予定通り配慮を解除できない場合は再療養を命じることになることを、あらかじめ復帰前に確認していますので、円滑に再療養導入できます。

『業務評価表』の提出

復帰支援期において、業務評価を実施しますが、まず業務内容と自己評価を本人に記載させ、上司は確認のみとする様式にしています。これにより、上司の負担を軽減するとともに、効率化を行います。

ただし、これだけ簡単なフォローで問題がないのは、これまでの十分な復帰準備や入念な復帰検討によるものです。この様式だけ使っても意味がないことはご理解ください。

上司は本人が作成した業務評価表に基づき、業務面でのフィードバックを行います。復帰時点で、通常勤務できる、あるいは、病気により業務ができないということがない、ということを確認していますから、通常の社員に対する場合と同じく、業務的健康管理に基づき、できていない事項については、きちんと指摘のうえ、指導してください。

なお、通常勤務に支障があると判断した場合(ストップ要件に該当する場合や配慮が解除できない場合も含む)には、『労務評価表』による確認や産業医面接などを通して、再療養の必要性を確認して、必要であれば速やかに再療養を命じます。

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